新着情報|宮城野区東仙台の歯医者【東仙台ファミリー歯科】

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【予防歯科】「歯医者のフッ素塗布」と「市販のフッ化物入り歯磨き粉」の違いとは?

こんにちは。
仙台市宮城野区の歯医者「東仙台ファミリー歯科」です。
 
むし歯予防に欠かせないフッ素(フッ化物)の利用法には、歯医者で受ける「フッ素塗布」と市販の「フッ化物入り歯磨き粉」があります。
 
「どちらがよいのか?」「違いは何なのか?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか?
 
今回は、この二つの方法の違いについて、わかりやすく解説します。
 
 

歯医者と市販のフッ化物の違いは「濃度」

歯医者で行う「フッ素塗布」と市販の「フッ化物入り歯磨き粉」は、どちらもむし歯の予防効果が期待できます。
 
しかし、この二つには大きな違いがあります。
歯科医院のフッ素塗布の方が、市販の薬用歯磨き粉よりも、フッ化物の濃度が格段に高いのです。
フッ化物の濃度を表す単位は、「ppmF」です。
市販の歯磨き粉に含まれるフッ化物の濃度は、薬用歯みがき類製造販売承認基準により1500ppmF以下と定められています。
一方、歯科医院で使用されるフッ素塗布の濃度は非常に高く、9000ppm程度です。


参照:厚生労働省|e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」 >


参照:厚生労働省|e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」 >

 

フッ化物濃度によるむし歯予防効果への影響

フッ化物による「むし歯予防効果」は、「フッ化物の濃度」が影響することは広く知られています。
どのくらいの影響があるのかというと、1000ppmF以上のフッ化物濃度では、500ppmF上がるごとにむし歯予防効果が6%上昇するのです。
 
たとえば、フッ化物濃度が1500ppmFの薬用歯磨き粉と歯科医院のフッ素塗布(9000ppmF)のむし歯予防効果を比較してみるとどうでしょう。
(9000ppmF-1500ppmF)÷500ppmF×6%=90%となります。
つまり、歯医者で行う「フッ素塗布」と市販の「フッ化物入り歯磨き粉」には、およそ90%の効果の差があることになります。


参照:厚生労働省|e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」 >

とはいえ、歯科医院でフッ素塗布を受ければ、それだけでむし歯を防げるわけではありません。
毎日の歯磨きと歯科医院でのフッ素塗布を組み合わせることで、むし歯をより効果的に防ぐことができるのです。
 
 

フッ化物によるむし歯予防のメカニズム

フッ化物は、次のような仕組みでむし歯を予防します。
 

1.歯の再石灰化を促進

フッ化物は、むし歯菌によって溶け出した歯の表面を修復する「再石灰化」をサポートします。
初期のむし歯であれば、再石灰化で自然に治る可能性があるのです。
 

2.むし歯菌の活動を抑制

歯を溶かす成分は、むし歯菌が産生する酸です。
フッ化物には、この酸の酸性を抑える効果があるため、むし歯菌の増殖を抑制できます。
 

3.歯のエナメル質の強化

フッ化物が歯の表面のエナメル質に取り込まれることで、歯質そのものが強化され、むし歯に対する抵抗力が増加します。
 
 

「東仙台ファミリー歯科」のフッ素塗布でむし歯予防をはじめませんか?

フッ素塗布は、乳幼児では50%、永久歯では20~30%のむし歯予防効果が知られています。
ただし、フッ素塗布は1回受けても効果は得られず、年に2回以上定期的に受ける必要があります。


参照:厚生労働省|e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」 >

 
仙台市宮城野区の「東仙台ファミリー歯科」は、すべての世代の方が通いやすい歯医者です。
ご家族皆さまのむし歯予防をサポートしますので、ぜひ定期検診にご来院ください。
 
当院は、「東仙台駅」から徒歩圏内の便利な立地に加え、駐車場8台分を完備しております。
院内には「キッズスペース」やおむつ交換台があり、小さなお子さまにもやさしい歯医者です。


当院へのアクセス >